梅丈岳山頂公園 と 常神半島 October, 2018

秋晴れのとっても気持ちのいい一日。
秋の薔薇が見頃ということを聞き、梅丈岳山頂公園の薔薇園へ行ってきました。
レインボーラインをドライブするのは本当に久しぶり。
通行料 通常1000円のところ、この期間は半額となっていました。駐車場から山頂まではリフトを利用。
よく手入れされていて、美しい薔薇に出会えました >^_^<
山頂からが臨む日本海と三方五湖もとても綺麗。

少し時間があったので、そのまま足を伸ばし、常神半島へ。樹齢千年というソテツを見てきました。

薔薇園

日本海と三方五湖

常神半島

常神半島のソテツ

ソテツ
ソテツ
ソテツ
ソテツ

敦賀市 中池見湿地 September, 2018

今日は三連休最後の日。敦賀市の中池見湿地へ行ってきました。
稲が稲木に干され、すっかり秋の景色。
歩いていると向こうのほうから手を振る女性が…誰だろうと思ったら昔の仕事仲間。”Fancy meeting you here!”

昔ながらの稲作がここでは今でも…懐かしい風景です。


ヤマハギ

ヤマハギ…美しいピンク色に。

ヤブツルアズキ

ヤブツルアズキが田んぼの脇に…アズキの原種だとか。

オモダカ

綺麗ですが稲にとっては害草。稲刈された水田にちゃっかり咲いていました。

ミズトラノオ

ミズトラノオ…紫が美しい、ここでしかなかなか見ることができない花です。

ツリガネニンジン

ツリガネニンジン…紫が綺麗です。

ウメモドキ

ウメモドキ…いい紅色に。

サワシロギク

サワシロギク

ガマ

ガマ…フランクフルトソーセージみたい。

ヤマアジサイ

ヤマアジサイ…ひっそりと咲いていました。

サワヒヨドリ

湿地帯ならではのサワヒヨドリ

ススキ

ここのススキは色も姿も美しいと、いつも思います。

キツネノマゴ

キツネノマゴ…本当に小さい花で写真を撮るのに一苦労。

タデ

タデ…こうやって見るとなかなか素敵です。

ゲンノショウコ

ゲンノショウコ…生薬のひとつ。「実際に効く証拠」という意味だとか。


 

野坂茶屋

敦賀市の野坂茶屋でランチ
野坂いこいの森の近くにあるログハウス風のお店。お店の周りは野草がたくさん栽培されていて和みます。
山中に立地したお店なのに満席の状態でした。


アベリア

アベリア

ホテイアオイ

ホテイアオイ


 

若狭路 秋の野草 October, 2018

小雨の中、大きめの傘をもって近くの公園へ・・・ >^_^<
秋の野花を探しながら小一時間ほどぶらぶら散歩。とにかく小さい花が多いので、落とし物を探すよう。
雨に濡れて草花が綺麗でした。

エノコログサ、ミズヒキ、ボタンヅル、タデ、秋海棠

天徳寺八十八ケ所

天徳寺にある瓜割名水公園を歩いていくと、八十八体の石仏を祀るお堂があります。これは、弘法大師が四国八十八カ所を模した霊場を開くために、佐渡の石工に刻ませたものと伝えられています。この八十八体の石仏の前の地面には、丸い穴をあけて四国八十八カ所の霊場から運んだ土を入れてあるということです。

独鈷(どっこ)

石段を昇っていくと門番のような石象に迎えられます。この石象が左手にかついでいるのは堅固であらゆるものを摧破する武器である独鈷(とっこ)。
独鈷は、煩悩を破る悟りの智慧を象徴とする密教の法具であり、この武器を持った神(執金剛神)がいつも影のように仏につき従い,仏を守護しているとのことです。

水上 勉 「若狭路」より

枝の混んだ杉、檜の木もれ陽の中で、静かに正座しておられる石仏をみていると、暗い奥山だけに幽邃である。天徳寺はまた湧き水で名高い水の森があり、この石仏群のしじまへ水音はきこえてくる。若狭はやはり仏の国だと思う。


ウマノアシガタ、ゲンノショウコ、ヒメキンミズヒキ、ツユクサ

釣鐘人参 ツリガネニンジン

ツリガネニンジン
形がお寺の梵鐘似ていることと根を朝鮮人参に見立てことから釣鐘人参の名がついたようです。英名は「Lady bells」


雪見花

雪見花
スズムシバナとよく似ています。たぶん親戚 (*^^*)


イタドリの雄花、ヤブラン、サンゴジュ

山萩 ヤマハギ

山萩 ヤマハギ
「萩」というのはマメ科ハギ属の落葉低木の総称であるらしく、これはヤマハギ。


アキチョウジ

アキチョウジ…秋に咲き、花の形が丁の字に似ているので、この名前がついということです。


ツワブキ

石蕗(ツワブキ)


 

若州一滴文庫 June, 2018

 

若州竹人形座公演 人形文楽「曾根崎心中」に行ってきた。

曾根崎心中

原作 近松門左衛門
脚本 水上 勉
演出 幸 晃彦
語り 飛鳥井かがり

会場の一滴文庫のことを少し… (#^^#)
水上勉さんが、故郷 福井県おおい町に設立した若州一滴文庫、山裾にひっそりとたたずみ四季折々の風情が楽しる。水上氏の蔵書約二万冊、梅原猛・筑紫哲也・倉本 聰・瀬戸内寂聴・広中平祐氏他、水上さんゆかりの方の書画、若州人形座の竹人形等が展示されている。
水上さんの若州一滴文庫の設立の趣旨にとても感銘を受けたので紹介。

『たった一人の少年に』

ぼくはこの村に生まれたけれど、
十才で京都に出たので
村の学校も卒業していない。
家には電灯もなかったので、本もよめなかった。
ところが諸所を転々として、
好きな文学の道に入って、本をよむことが出来、
人生や夢を拾った。
どうやら作家になれたのも、本のおかげだった。
どこかに書庫をと考えたが、
生まれた村に図書館を建てて、
ぼくと同じように本をよみたくても買えない少年に
開放することにきめた。
大半はぼくが買った本ばかりだ。
ひとり占めしてくさらせるのも勿体ない。
本は多くの人によまれた方がいい。
どうか、君も、この中の一冊から、何かを拾って、
君の人生を切りひらいてくれたまえ。
たった一人の君に開放する。

水上勉 昭和60年3月8日

あいの風塔婆は海を見つめをり

ことは May 22nd, 2018 

唐の王女

福井 若狭湾に矢代という漁村がある。矢代には大同元年(806年)創立の観音堂があり、縁起には、この村で起こった忌まわしい出来事が記されている。
「その昔、沖に一艘の漂流船があった。船に乗っていたのは唐の王女と女﨟であった。王女が所持していた財宝に目がくらんだ村人たちは、彼女らを殺害しこれを奪った。しかし、ほどなくして村に悪疫が流行った。村人たちは王女たちの祟りを怖れ、唐船の木材で堂を建て、姫の奉じていた観音像を安置し、罪を懺悔し霊を供養するために王女を弁天様として祀った。」
この話を知った時の、どこまでも美しい青い海と長閑で静かな漁村の風景がいつまでも心に深く残っている。弁財天を祀る御堂は小浜市矢代崎の山腹に今でも現存する。御堂には、小船で行く他に方法はないらしい。

中池見湿地 April, 2018

敦賀市 中池見湿地 April 29th, 2018

昨日、畑仕事を終えてから、車で40分ほどのところにある敦賀市の中池見湿地へ。
この日は、名古屋、大阪方面から湿地の散策を楽しむ多くの方に遭遇。
中池見湿地はラムサール条約に登録されている25haほどの内陸低湿地。

山藤が美しく、杜若がぼちぼちと… 小一時間ほど散策を楽しんできました (#^^#)