フトイとサルトリイバラ

サルトリイバラ
山帰来とも呼ばれるサルトリイバラ。山帰来の名の由来を調べてみましたら、「病や高齢のために山に捨てられた人が、 サルトリイバラの根によって元気になり、自分で山から帰ってきた ことに由来する」とありました。

梔子の花

春の沈丁花、秋の金木犀、冬は蝋梅
そして…夏は梔子の花
いい香りです (#^.^#)

軽井沢の旅 ハルニレテラス

湯川の清流に寄り添うように自生する春楡(ハルニレ)の木立を活かし、9 棟の建物をウッドデッキでつないだ「小さな街」。個性的なショップとレストランが並びます。
ハルニレテラスがある軽井沢星野エリアに、星野温泉が開湯したのは、大正4年(1915)。草津温泉に逗留した人が仕上げ湯として利用していました。北原白秋や島崎藤村など、当時の文壇を代表する文人たちが、この地に逗留するようになったということです。

軽井沢の旅  石の教会・内村鑑三記念礼拝堂

石の教会 内村鑑三記念堂は、明治・大正期のキリスト教指導者・内村鑑三の顕彰を目的として建てられた教会、内村鑑三の「神が創造した天然こそが祈りの場である」という思想から生まれた教会だということです。
足を踏み入れた瞬間、息をのむほどに凛とした緊張感が漂います。石の壁に流れる水音、光と水と緑が織り成す堂内は、いつまでも居たくなる心地よい静寂な空間です。
堂内は写真撮影不可。

軽井沢の旅 万平ホテル

「万平ホテル」のはじまりは、中山道、軽井沢宿の旅籠「亀屋」です。明治27年に西洋式のホテルになりました。
以来、各国大使・公使をはじめ、室生犀星、堀辰雄、池波正太郎、三島由紀夫など、多くの著名人に愛されてきたホテル。ジョン・レノンもお気に入りのホテルだったようで、ご家族でよく過ごされていたようです。
スタジオジブリの映画「風立ちぬ」に登場する「草軽ホテル」のモデルにもなっています。令和5年1月から、改修工事に入るということで、改修工事前の建物を拝見することができました。

万山しずかなるところこの宿あり
避暑の客はみな美しく淑やかで
夏姿に束髪が香って水のように涼しげ
霧のなかディナーベルの音が響きわたる
明治 42〔1909〕年 8 月、万平主人の依頼に応じて 石埭老人

メインダイニングでランチ

高原サラダ、トウモロコシのスープ、帆立貝と小海老のカレーライス、長野県限定という椀子シャルドネ

この後、カフェテリアに移動して紅茶をいただきました。

軽井沢の旅 雲場池

地元の人たちは「お水端(おみずばた)」と呼び、かつての外国人避暑客は「Swan Lake」と呼んでいた池。
大正時代、この周辺一帯を別荘地として開発した貿易商 野澤源次郎が、敷地内の湧水「御膳水」を源とする小川をせき止めて造った人造湖です。
池を周遊できる散歩道があり、毎朝、散歩できたなら・・・幸せなことですね。