舞鶴 海軍カレー

しらね食堂の海軍カレー

赤煉瓦倉庫と舞鶴港

あいにく、雨まじりの寒い一日でしたが、舞鶴の赤煉瓦倉庫と舞鶴港の周辺を散策しました。
港には、多用途支援艦「ひうち」、補給艦「ましゅう」が停泊していました。また、舞鶴港にはイージス艦「みょうこう」「ふゆづき」「あたご」が配備されています。残念ながら桟橋に入ることは出来ませんでした。土日祝日は桟橋に入れ、護衛艦の雄姿を間近に見る事ができるということですので、天気の良い日にまた訪れたいものです。

赤煉瓦倉庫内のカフェでは、護衛艦「ふゆづき」の海自カレーを食べることができますが、この日は休業日。五郎岳にあるGORO SKY CAFE Nanakoに行けば護衛艦「みょうこう」のビーフカレーを食べることができるということを知り、勇んで行きましたが残念ながら臨時休業の看板。このまま帰るのもままならず、最後の頼み「しらね食堂」さんへ。
しらね食堂さんでは、旧護衛艦「しらね」のカレーをいただくことができます。「しらね」は2015年3月25日除籍になった護衛艦ですが、建造当時は海自最大の護衛艦でした。
さて、海軍カレーセットを注文。セットで注文すると「しらね」のカレーの他、コロッケ、きな粉の揚げパン、珈琲がついきます。大満足の海軍カレーの日となりました。


浦嶋神社

伊根の舟屋群のあたりから、奥伊根の方へ15分ほど車を進めたところにあります。
浦島太郎の伝承に所縁のある神社で、天長2年(825)に建立されたということです。

以来66年毎に建て替えが行われてきましたが、現在の建物は、明治17年の御遷宮により建て替えられた社だと言うことです。
遷宮より長い時間がしたこともあって、傷みが激しいように見受けられました。解体修理には多額の費用がかかりそうで、関係の皆様方はご苦労されていることだろうと思いつつ、お参りしてきました。

季語を食べる  尾崎和夫

俳句をするしないにかかわらず、食べることと飲むことに興味をお持ちの方なら、どなたでも楽しめそうな一冊です。
読み返したい本はいつでも読めるように机の上に置いているのですが、その中の一冊になりました。
著者の尾崎和夫氏は、地震学を専門とする地球科学者。京都大学の総長を務められたあと、現在は静岡県立大学の学長、そして、俳人として氷室俳句会の主宰をされています。
若いころはあちらこちらに出かけられたそうで
「現在の現象を現場で詠む」ことを作句のモットーにして、「季節感を体に持ち込むために料理屋に出かけたことは何回もある。総じて、俳句を詠む人たちの多くは食べることと飲むことに、たとえ高齢になっても熱心である」
「国内、国外を問わず、初めての土地では何はともあれ、その土地のものを食べて飲む。知らない食材と珍しい食べ方については、くわしい人を探して聞く。家族に報告するために自分で調理して紹介する習慣ができて、知識が深まり定着する。・・・中略・・・そこから土地の文化に触れる糸口が得られる」という言葉に至極納得。
虎杖、浅蜊、茄子、秋刀魚、牡蠣、他多数・・・旬の時期に食べたい食材であり、季語にもなっています。
一般の歳時記にある説明とは一味も二味も違い、エッセイ風かつ科学的解説が実に楽しく、紹介されている手順で料ってみようかというページもいくつか。
第一章は食べ物 第二章は、春の水、甘酒、麦酒など飲み物に関する季語について、第三章の「健康と生命維持」、第四章の「稲と米の四季」の章では、地球科学者ならではのお話。
たのしい一冊でした。