大原の紅葉


古知谷阿弥陀寺


勝林寺


実光院


宝泉院


三千院


葛川 明王院


紅葉の古知谷阿弥陀寺へ行ってきました。寺院までの坂道は登るほどに急こう配となり、息がつきます。参拝者は他になく、ゆっくりと辺りの風景を楽しむことができました。
下山したのは十時ごろ、帰るには早いので、このまま勝林寺、実光院、宝泉院、三千院と大原のお寺をまわることにしました。
勝林寺は大原問答で知られる寺院。実光院では庭の不断桜が開花していました。宝泉院は、額縁寺と紹介されるようになってから訪れる人が多くなったようです。三千院は前を素通りすることが多く、境内に入ったのは本当に久しぶり。
平日でしたが、お昼ともなると観光バスも多数入り、国道縁の駐車場はどこも満杯に近い状態でした。
さて、鯖街道を北上し帰路へ。途中、葛川の明王院に寄り、遅めのお昼を旧朽木村にある蕎麦屋 永昌庵で・・・(#^.^#)  永昌庵は、平日のみ営業しているお蕎麦屋さん、蕎麦と紅葉を堪能した半日でした。


加藤登紀子さん & キエフ October 9th, 2022

「ようこそいらっしゃいました。先ほど登紀子のリハーサルを見ていましたら、元気に歌っていました。後で出てきてくれると思います。コンサートの前に、ここはレストランですので、腹ごしらえをしていただいて… グラスワインを一杯サービスでお付けしますが、足りない方はコンサートに支障のない範囲でお申しつけください」と、加藤幹雄さんのご挨拶。上品で素敵な方でした。

ジョージアの何とか言うワインを追加でお願いして、ポーランドのウォッカ ズブロフカもドリンクメニューにあったのですが、これを飲むと後で大いに支障をきたしそうなので、自重。
加藤登紀子さんの弾き語りによるコンサートは、「回帰舟」(1976年発売)からの数曲で始まりました。「あなたの行く朝」はとても好きな一曲。
東北大震災、ウクライナの戦火の中で生きる人々への思いを寄せる曲の数々で構成されたコンサートでした。

第二次大戦後、満州から逃れてきた多くの日本人の中に加藤家のご家族もいらしたのですが、明日の命もわからないという状況の中、「今日生きていられるって、幸せよ」と明るく語っておられたという加藤登紀子さんの母のこと、ご主人藤本敏夫さんとの思い出、家族の話など、歌と共にいいお話を聞かせていただきました。

「ウクライナの人たちは、きっとたくましく立ち上がって生きてくれるでしょう」の言葉は重みのある力強いエール。暗いニュースが続く中、鼓舞された思いです。
ウクライナ支援のためにつくられた加藤登紀子さんのアルバム「果てなき大地の上に」を購入しましたが、とても素敵な曲の構成、アレンジの一枚です。

大原 「熊谷 鉈捨藪跡」

大原三千院の門を右手に直進し、津川の橋を渡るとはやがて勝林院にいたります。

勝林院は、「大原問答」が行われた寺院。文治二年(1186)、比叡山、東大寺の高僧やその弟子があつまり、法然と浄土念仏の教理について問答しました。法然は、どのような難問にも経典の根拠を挙げて理路整然と論破したと伝えられています。

さて、津川にかかる橋の手前に、「熊谷 鉈捨藪跡」の文字を刻んだ石碑があります。説明によると、法然上人の弟子の熊谷直実(蓮生坊)は、「師の法然上人が論議にもし敗れたならば法敵を討たん。」と袖に鉈を隠し持っていたのですが、法然上人に諭されて鉈を藪に投げ捨てた場所ということです。

熊谷直実が法然の弟子になったのは、建久三年(1192)以後のことなので、直実が法然上人のお供をしたというのは、史実にあいません。どうやら、伝説の史跡のようです。

大原 鉈捨藪跡

古知谷阿弥陀寺 秋海棠

今日は古知谷阿弥陀寺へ。秋海棠が楽しみ。早朝、七時発、阿弥陀寺山門の駐車場へ八時着。ここからの坂道がけっこうキツイ。休み休み、登っていくと、やがて実相の滝と樹齢八百年という楓の木が見え始めます。参拝は午前九時からとのことなので、滝を見ながら一休み。

秋海棠は見事でした。帰り、受付の窓口で「ここの紅葉はいつごろですか」と尋ねると、「山門の付近は十一月初め、この辺りは十一月中頃が例年、見頃なのですが、いつもなら八月の末から咲き始める秋海棠が、今年は八月初旬から咲き始めていたので、たしかなことは言えないです。十一月初めころ、お電話くだされば、紅葉の状況をお伝えしますよ」と親切な言葉をいただきました。

十一月に再訪です。

古知谷阿弥陀寺

古知谷阿弥陀寺は、大原三千院付近から鯖街道(国道367号)を2kmほど北に進んだところにあります。
鯖街道より、わき道に入ると、ほどなく中国風の山門が見えてきます。山門横に車を止め、庫裡へ徒歩で向かうことにしました。地図上では650mほどの距離だったので難なく行けるだろうと思ったのが大間違い、行くほどに坂は急こう配になっていきます。やがて、参道左手に滝が見え、足を進めると樹齢800余年という楓の木が参道を覆うように青葉を繁らせていました。

阿弥陀寺は浄土宗の寺院で、山号は光明山。慶長14年(1609)、弾誓(たんぜい)上人が開山した念仏道場です。弾誓上人は、開山から4年後、体質を樹脂化したうえで自ら石棺に入り即身仏となったと伝えられています。
本堂には、弾誓上人の自らの髪を植えた自作の像が阿弥陀如来とともに安置されています。

手入れが行き届いた境内の庭には、季節の花々が美しく咲いていました。紅葉の頃、再訪することにして、花脊に向かいました。