座禅草 & 冬季限定の蕎麦処

敦賀市での所用が十時頃に終わり、あとはフリータイム。近江今津の座禅草を久しぶりに見て、箱館蕎麦をいただいて帰ることにしました。
敦賀市より国道161号を一時間ほど南下、ほどなく近江今津に至ります。
座禅草 ザゼンソウ
高島市今津町弘川は座禅草の群生地。見頃を迎えていました。座禅草はサトイモ科の多年草。姿を見ればその名に相応しく、いいお姿で春の訪れを知らせているようでした。
箱館蕎麦 鴫野
滋賀県箱館山麓でとれた香り高い蕎麦の実を使用した冬季限定のそば処。12月10日~3月10日に限っての営業。終了日まで後数日とあってか、平日にもかかわらず、12時前にはすでに満席、お店の外で待つ人も多く、一時間ほど待つことになりました。
待つも楽しみ (#^.^#)
箱館山麓のそばを使用した八割蕎麦。腰の強い八割蕎麦、香りもよく堪能いたしました。

座禅草 今津町弘川

箱館そば 鴫野

疋田駅

近江八幡市 毛利志満 本店

初老のお祝いで娘一家と近江八幡の毛利志満 本店へ・・・
ステーキかすき焼きか迷いましたが、ステーキで。ヒレもサーロインもとろけるような美味しさ、流石、近江牛の名店です。
毛利志満というお店の名前。「髪のほどの益で商いのたす店」の意と、色紙を読んで知りました。

永昌庵でランチ

久しぶりの永昌庵・・・美味しかったです (#^.^#) お蕎麦はもちろんのこと、とちあげ餅も美味でした。

草津市 三大神社 砂擦りの藤

伊吹の里、三大神社の「砂擦りの藤」を見に行ってきました。

熊川宿より鯖街道を南下、「途中」の交差点を左折、和邇川沿いに車を進めると1時間ほどで琵琶湖大橋に至ります。湖西から湖東へ渡り、琵琶湖を右手に見ながら「さざなみ街道」を行くこと10分。天気もよろしく、湖畔沿いの志那の駐車場に車を止め、ここより歩いていくことにしました。綺麗に耕された畑が広がり、用水路には亀や小魚。道端にはマツバウンランの花がいっぱい。

30分ほど歩いたところで、三大神社に到着。三大神社の祭神は志那津彦命と志那津姫命、条里集落の遺構地吉田の中心にあるとの説明。条里制というのは,大化の改新のおり、班田収授法に基づく日本最古の計画的な地割りだそうで、6町(360 歩,約 648m)四方の碁盤目状の地割りに沿った道路や用水路が特徴的であるとのこと…ここまで歩いてきた美しい田園風景を思い出したしだいです。

三大神社の藤は、穂が地面に擦るほど長くなることから「砂擦りの藤」と呼ばれる見事な古藤。いい景色でした。

北国街道 木之本・余呉湖・徳山鮓

俳句仲間と二年ぶりに、吟行に行ってきました。幹事さんが、徳山鮓(とくやまずし)の予約を早めにとっておいてくれたので、熊料理を地酒「七本鎗」とともに堪能しました。

余呉湖

余呉湖は琵琶湖の北、賤ケ岳をひとつ隔てたところにあります。天女の羽衣や龍神・菊石姫の話が伝わり、湖面に映る景色も美しく鏡湖とも呼ばれています。
出掛ける時は青空でしたが、余呉湖についた時は時雨。それもまたいい風情でした。
「ワカサギ釣り」をする釣人で賑わっていましたが、春には桜、四季折々の風景が楽しめそうなところです。

木之本宿

木之本地蔵院・阿弥陀堂

徳山鮓

豊臣秀吉と柴田勝家の合戦で有名な賤ヶ岳の麓、余呉湖の湖畔にある料亭です。周囲には静かな湖面と山々、田園風景が広がります。
初めて食べる熊料理・・・熊のしゃぶしゃぶ、熊肉の包焼き、熊飯、熊蕎麦の他、鮒鮨、鯉の刺身などなど、地酒「七本槍」を飲みながら堪能しました。

明王院の紅葉

葛川明王院(かつらがわみょうおういん)
大津市葛川坊村にある天台宗の寺院です。毎年梅雨の時季には千日回峰の阿闍梨さんが夏安居をここでされます。
明王院は、国道367号沿いにある葛川郵便局の近く、北に流れる安曇川から東側に入った明王谷の北岸に位置します。明王谷をはさんで南側には明王院の鎮守である地主神社があります。

朽木蕎麦 永昌庵

以前から一度行きたいと思っていた朽木蕎麦 永昌庵。やっと行くことができました。
お店は、滋賀県 安曇川沿い、桑野橋の近くにあります。拙宅からは車で30分ほどのところ。
おすすめのざるを注文。品書きにあった「とちあげ」「そばもちあげ」を後で注文。「とちあげ」は、揚げた栃餅を蕎麦つゆでいただきます。「そばもちあげ」はお塩で。
ざるは、固くなくやわらかくなくしっとりとした中細麺。美味しかったです。
お店の窓からは安曇川が望め、鮎釣りをしている釣り人がお一人。安曇川に面したお店の小さいお庭はピーターラビットのお庭のよう…とても落ち着く素敵なお店でした。
ざるは720円、お餅330円。
日曜日・祝祭日は定休日、麺が無くなりしだい閉店ということです。

葛川明王院とお水送り March 2021

葛川明王院

若狭神宮寺の「お水送り」は奈良東大寺二月堂の「お水取り」の「お香水」を送る神事。若狭神宮寺上流にある鵜の瀬に流す香水は、十日をかけて奈良東大寺二月堂の「若狭井」に届くとされており、毎年三月二日に行われます。
残念なことに、昨年に続き今年もコロナウイルス感染拡大防止のため一般向け行事は中止。極々限られた関係者のみによる神事の斎行となりました。お水送りの写真は三年前のものです。

葛川明王院(かつらがわみょうおういん)
さて、お水送りの神事に参列する叡山の僧が、毎年、ここで宿泊されるということを聞き、一度行ってみたいと思っていた大津市葛川坊村にある天台宗の寺院、明王院に行ってきました。毎年梅雨の時季には千日回峰の阿闍梨さんが夏安居をここでされるようです。
明王院は、国道367号沿いにある葛川郵便局の近く、北に流れる安曇川から東側に入った明王谷の北岸に位置します。明王谷をはさんで南側には明王院の鎮守である地主神社があります。
寒さが残る境内は閑かで、春の訪れを待つようでした。

葛川 明王院

地主神社

比良山荘 山の辺料理

地主神社門前にある比良山荘。一度ゆっくり、鮎料理をいただきたいものです。

比良山荘

何はともあれ、若狭の春を告げる「お水送り」の神事はしめやかに斎行されたよし。春が楽しみです。

里坊 旧竹林院 September, 2019

旧竹林院 大津市坂本

大津市坂本は、延暦寺、日吉大社の門前町として栄えた町。延暦寺の僧侶の隠居所である里坊が並ぶ。旧竹林院はその里坊のひとつ。八王子山を借景に、滝組と築山が配された庭に佇むと、時を忘れてしまいそう。できることなら、四季折々に訪れてみたいと思ってしまう。