相国寺 November, 2018

久しぶりの相国寺。近くには京都御所、同志社大学。紅葉が見頃だったが、観光の人もそれほど多くはなく、ゆっくりと紅葉を堪能できた。

相国寺は、金閣寺、銀閣寺をはじめ九十余ヵ寺を数える末寺を有する臨済宗相国寺派の大本山であり、京都五山第二位に位置するお寺。
京都五山とは、室町時代、足利義満が定めた臨済宗の五大寺を言い、南禅寺を別格とし、天竜寺・相国寺・建仁寺・東福寺・万寿寺が位置する。

法堂の天井には、鳴き龍として知られる狩野光信筆による蟠龍図がある。

方丈

禅宗寺院の住職の居室である方丈。原在中筆の「白象」他、襖絵が見事。

相国寺
相国寺 方丈 杉戸絵
白象 原在中筆

開山塔

開山塔(開山堂)には、開山夢窓国師像が安置されている。

相国寺
相国寺
相国寺
相国寺 開山堂 杉戸絵
芭蕉狗子図 円山応挙筆
相国寺

 

若狭路 秋の野草 October, 2018

小雨の中、大きめの傘をもって近くの公園へ・・・ >^_^<
秋の野花を探しながら小一時間ほどぶらぶら散歩。とにかく小さい花が多いので、落とし物を探すよう。
雨に濡れて草花が綺麗でした。

エノコログサ、ミズヒキ、ボタンヅル、タデ、秋海棠

天徳寺八十八ケ所

天徳寺にある瓜割名水公園を歩いていくと、八十八体の石仏を祀るお堂があります。これは、弘法大師が四国八十八カ所を模した霊場を開くために、佐渡の石工に刻ませたものと伝えられています。この八十八体の石仏の前の地面には、丸い穴をあけて四国八十八カ所の霊場から運んだ土を入れてあるということです。

独鈷(どっこ)

石段を昇っていくと門番のような石象に迎えられます。この石象が左手にかついでいるのは堅固であらゆるものを摧破する武器である独鈷(とっこ)。
独鈷は、煩悩を破る悟りの智慧を象徴とする密教の法具であり、この武器を持った神(執金剛神)がいつも影のように仏につき従い,仏を守護しているとのことです。

水上 勉 「若狭路」より

枝の混んだ杉、檜の木もれ陽の中で、静かに正座しておられる石仏をみていると、暗い奥山だけに幽邃である。天徳寺はまた湧き水で名高い水の森があり、この石仏群のしじまへ水音はきこえてくる。若狭はやはり仏の国だと思う。


ウマノアシガタ、ゲンノショウコ、ヒメキンミズヒキ、ツユクサ

釣鐘人参 ツリガネニンジン

ツリガネニンジン
形がお寺の梵鐘似ていることと根を朝鮮人参に見立てことから釣鐘人参の名がついたようです。英名は「Lady bells」


雪見花

雪見花
スズムシバナとよく似ています。たぶん親戚 (*^^*)


イタドリの雄花、ヤブラン、サンゴジュ

山萩 ヤマハギ

山萩 ヤマハギ
「萩」というのはマメ科ハギ属の落葉低木の総称であるらしく、これはヤマハギ。


アキチョウジ

アキチョウジ…秋に咲き、花の形が丁の字に似ているので、この名前がついということです。


ツワブキ

石蕗(ツワブキ)


 

アヤメ

アヤメ

杜若、花菖蒲、アヤメ…杜若と花菖蒲はよく見かけていたのですが、アヤメは今年はじめて。散歩の途中に見つけました (#^^#)