愛らしや花盗人の照れ笑ひ

ことは April 15th, 2019 やよい俳句会

花盗人
狂言の演目に花盗人(はなぬすびと)があることを知りました。
…男が桜の花を盗みにはいって捕らえられ木に縛りつけられますが、花の和歌一首を作れば許すといわれ、「この春は花の下にて縄つきぬ烏帽子桜と人やいふらん」と詠み、風雅のゆえに許されるというお話です。