「蕎麦屋 にこら」の京鴨のつけ汁ざるそば

蕎麦屋 にこら
蕎麦屋 にこら

北野天神に行った帰りに寄った蕎麦屋さん。今出川通りから智恵光院通りを少し北に上がった所にあるお店。

メニューには、冷たいそばだけでも、冷やしざるそば、おろしそば(辛味大根)、黒豚のつけ汁ざるそば、松茸と鶏もも肉のつけ汁ざるそば、季節野菜の天ぷらざるそば、煮穴子の天ぷらざるそば…等々。
どれも美味しそうで、迷った末に「京鴨のつけ汁ざるそば」をいただきました。

ザルは、戸隠の根曲がり竹のザル。ざるの中央が「網代組み」、中央から外側には「ざる組み」、縁には根曲がり竹の若竹を巻く戸隠独特の編み方で、水切りの具合がとても良いそうです。

つけ汁には、ほどよき厚さの鴨肉が三枚。葱もたっぷり。まず葱を少々、次に鴨肉を二枚食べ一枚は残しておいて、いよいよ細麺の手打ち十割蕎麦を。鴨のつけ汁は濃厚だけれどくどくなく美味でした。
最後に残しておいた鴨肉をいただいて蕎麦湯。濃厚なつけ汁のあとでいただく蕎麦湯もまたいいものでした。
メニューには美味しそうな一品物もたくさんありましたが、お酒もほしくなるので断念。車で来たので帰れなくなります (*^^*)

「にこら」という店名は、ロシア生まれのフランスの画家 ニコラ・ド・スタールの名前からつけたとのことです。店内に絵が飾ってありました。京町屋を改築した店の壁は「焼き杉」が一面に張られ、天井の梁はそのまま、シックで落ち着いお店です。

次はいつになるかわからないけれど、また来たいなぁ~と。

蕎麦屋 にこら
蕎麦屋 にこら