むべ

アケビを小さくしたような姿です。庭木として京の寺の庭に植えられていました。

「むべなるかな」が名の由来
天智天皇が近江国の蒲生野奥島庄で狩りをした時、子沢山でとても長生きをしている老夫婦に出会いました。
天皇が息災に生活できている理由を尋ねると、「この地に古くから伝わる果物を、毎年秋に食べているからです。」と答えたそうです。
天皇はその果物を口にすると、一言「むべなるかな。」(もっともだ)と言い、朝廷に毎年献上するように言いました。
奥島地区は、滋賀県近江八幡市、琵琶湖の湖畔にあります。