糸切餅 

多賀大社に初詣に行ってきたとお土産にいただきました。

「糸切餅」の赤青三筋の線は蒙古軍の旗印。凡そ七百年前、北条時宗の時代、蒙古王国が日本襲います。幸なことにおりからの台風が日本を救います。里人は蘇った平和へ感謝し、団子に蒙古軍の旗印の赤青三筋の線を書き、此れを弓のつるで切って御神前に供えました。
これが、今に伝わるお多賀さんの糸切餅のはじまりだそうです。

多賀大社
多賀大社は、伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)、伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)を祀り、古来より「お多賀さん」の名で親しまれている滋賀県第一の大社。
「古事記」には、この二柱の大神は神代の昔に、初めて夫婦の道を始められ、日本の国土、続いて天照大神をはじめとする八百万(やおよろず)の神々をお産みになられたと記されています。
蒙古軍からの戦利品が埋められて居ると云われる船塚が多賀退社の森に、また、蒙古来襲の絵が莚寿堂に陳列されています。