常高寺 花菖蒲 June, 2019

小浜市 常高寺へ行ってきました。花菖蒲は見頃を迎えていました。


三丁町

海岸沿いの駐車場に車を止めて、三丁町を抜けて常高寺へ向かいました。

小浜の城下町は、東組、中組、西組の三地区に分かれていました。この界隈は西組になります。西組には、商家町、茶屋町、寺町があり、旧丹後街道に沿って、当時の風情を残す町並みを見ることができます。茶屋町通りには、茶屋建築の千本格子、二階の縁や出窓を持つ建造物が今でも残されています。

吊るされているのは奈良市 奈良町に行くと見られる「身代わり申」のようです。「庚申(こうしん)さん」のお使いの申をかたどったお守りで、魔除けを意味し、家の中に災難が入ってこないように吊るすということです。庚申の日は60日毎に訪れ、この日は厄日の日、魔除けに「身代わり猿」を家の軒先に吊るしたらしいです。

小浜は古くから奈良との関係が深く、そのようなことから、この通りにも吊るされるようになったのではないかと…想像しています。


常高寺の花菖蒲


常高寺

常高寺を建立したのは常高院栄昌、若狭領主京極若狭守高次の妻お初の方です。
高次の菩提を弔うために常高寺を建立しました。

お初の方は、浅井長政を父とし、織田信長の妹お市の方を母とします。姉は豊臣秀吉の側室淀君。妹は徳川二代将軍秀忠の妻小督です。


常高院墓所

お初の方は、寛永十年、江戸で没し、小浜の地に葬られました。法名常高寺殿松岩栄昌大姉。常高院の墓を中心に七人の侍女、常高寺に得度した尼僧の墓に護られています。


太郎

小浜市 太郎

お腹が空いていてきたので、太郎さんで、きつねうどんを…
とっても美味しい出汁に満悦。