バックギャモン

「麒麟がくる」が終了し、日曜日の愉しみがひとつ減ってしまった二月。
最終回で、光秀が信長を討ったあと正親町天皇(坂東玉三郎)と東庵先生(堺正章)が何かで遊びながら語り合う場面がありました。

よく見ると、学生の頃、遊んだことのあるバックギャモン。この時代からあったのかと調べみたら、このゲームの起源は、古代メソポタミヤ、古代エジプトにさかのぼり、ピラミッドの壁画や王族の副葬品にもあるようです。

バックギャモン

日本に伝わったのは飛鳥時代。盤双六と呼ばれていました。「日本書記」にその記述があり、正倉院宝物殿に聖武天皇が愛用した双六盤が保存されているよし。
徒然草にも「雙六の上手といひし人にその手立てを問ひ侍りしかば、勝たんとうつべからず負じとうつべきなりいづれの手が疾く負ぬべきと案じてその手を使はずして一目なりともおそく負くべき手につくべしといふ」と記されています。

・・・というわけで、京都の「京すごろく」が販売している「バックギャモン」買ってしまいました。賽の目に運を委ねながらも、戦略を練り駆け引きができる知的な対戦ゲーム。面白いですよ。

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