寂光院 April 2021

今年は京都の桜を見ていないなと、ふと思い立ち寂光院へ行ってきました。道路沿いの駐車場に車を止め、景色を楽しみながらてくてくと歩くのも楽しい春日和。
寂光院までの道すがら、長閑な里の景色、民家の庭に咲く花はとても美しく寂光院までの坂道もそれほどに苦になりませんでした。
この日、門前のお店はほとんどが臨時休業、寂光院を訪れている人も少なく、とても静かなお参りとなりました。
境内の汀の桜(みぎわのさくら)は、散り始めていましたが、高倉天皇皇后徳子の大原西陵入口の桜は、まだ見事に花を咲かせていました。
寂光院門前にある京漬物・佃煮のお店「翠月」を覗くと、お客は私一人。「これ食べてみて、これも美味しいよ、これなんかお酒のつまみにするといいよ。」と勧められ、試食をしながらお店の人と談笑。たしかに美味しい (#^^#) … 山菜のぶぶ漬、葉とうがらし、ふきのとうを買って夕食の友にすることにしました。
寂光院だけのつもりだったのですが、まだ少し時間があったのと、いいお天気だったので三千院界隈を散策することに… to be continued

寂光院

天台宗の尼寺。
594年(推古2年)、聖徳太子が父である用明天皇の菩提を弔うために創建
1185年(文治5年)、建礼門院徳子が入寺。源平の戦いに破れ、壇ノ浦で滅亡した平家一門と我が子安徳天皇の菩提を弔い、終生この地で過ごされ閉居御所とされた。
※ 建礼門院徳子・・・父は平清盛母は平時子 高倉天皇の皇后 安徳天皇の母


寂光院へ・・・


寂光院


高倉天皇皇后徳子 大原西陵


翠月 門前のお土産物屋さん


道中で見つけた春の花々